簡易WEBサーバーの活用
pythonを使って、限られたネットワーク内だけでWEBサーバーを作り、ファイルの共有等が作成できます。
まずは、WEBサーバーを作成する便利なライブラリーをインストールします。有名なライブラリーは「Flask」「Django」「Bottle」等があります。今回はFlaskを仕様
pip install flask
Flaskでファイルを共有
Webサーバーを起動するプログラムと同じフォルダに「static」というフォルダを作成し、その中に共有したいファイルを配置する
from flask import Flask
import glob
# Flaskオブジェクトを生成
app = Flask(__name__)
@app.route("/") # 「/」へアクセスがあった場合の処理
def root():
# ファイル一覧列挙
files = glob.glob('static/*')
# HTMLでファイルの一覧を表示
html = '<html><meta charset="utf-8"><body>'
html += '<h1>ファイル一覧</h1>'
for f in files:
html += '<p><a href="{0}">{0}</a></p>'.format(f)
html += '</body></html>'
return html
# Webサーバーを起動
if __name__ == "__main__":
app.run(debug=True, host='0.0.0.0', port=5000)
IDLEからWebサーバーを実行する方法はタスクマネージャーからPythonのプロセスを終了させる必要があり、おすすめできません。
cd フォルダのパス
python3 share.py
python3 share.py
他のPCからWebサーバーにアクセスする方法
ipconfig
IPv4アドレスの欄が192.168から始まるアドレスがそのPCのローカルアドレスです。ブラウザのアドレスバーに入力する
http://192.168.〇.〇〇:ポート番号(5000)