関数の使い方

PHPのシンタックス

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よく利用される数学関数

関数 戻り値
abs(数値) 数値の絶対値
ceil(数値) 端数を切り上げた数字
floor(数値) 端数を切り捨てた数値
round(数値) 端数を四捨五入した数値
max(値,値,...) 値の中の最大値(string 同士ならアルファベット順)
min(値,値,...) 値の中の最小値(string 同士ならアルファベット順)
sqrt(数値) 数値の平方根
pow(a,b) aのb乗(a**bと同じ)
mt_rand(最小値,最大値) 最小値から最大値の乱数
pi() 円周率
sin(β) βラジアンの正弦
cos(β) βラジアンの余弦
tan(β) βラジアンの正接
is_nan(値) 値が数値の時 true,数値でないとき false

関数を使ってみる

1~10の乱数を10個作る

7,10,10,9,6,4,5,6,8,8,
<?php
for ($i = 1; $i <= 10; $i++) {
  $num = mt_rand(1, 10);
  echo "{$num},";
}
?>

距離と角度から高さを求める

距離20mと角度32度から気の高さを計算!!
tan()の角度は、度数*pi()/180ラジアンに変換し、計算結果を10倍して四捨五入で値を算出
木の高さは132mです。
<?php
$kyori = 20;
$kakudo = 32;
$takasa = $kyori * tan($kakudo);
$takasa = round($takasa * 10);

echo "木の高さは{$takasa}mです。"
?>

ユーザー定義関数

5,000円未満では送料250円を加算する料金
2,400円を2個購入した時の料金と1,200円を5個購入した時の料金
2,400円を2個購入した時の金額は5050円
1,200円を5個購入した時の金額は6000円
<?php
function price($tanka, $kosu)
{
  $souryo = 250;
  $ryoukin = $tanka * $kosu;
  // 5,000円未満は送料250円
  if ($ryoukin < 5000) {
    $ryoukin += $souryo;
  }
  return $ryoukin;
}

$kingaku1 = price(2400, 2);
$kingaku2 = price(1200, 5);
echo "2,400円を2個購入した時の金額は{$kingaku1}円" . "<br>";
echo "1,200円を5個購入した時の金額は{$kingaku2}円";
?>

変数のスコープ

グローバル変数

global $変数名;
関数の外で定義してある変数は「グローバル変数」を使う

スタティック変数

static $変数名 = 初期値;
変数を初期化して使うローカルスコープ